キッチンカウンター収納2
前回の続きです。
電話でお客様にだいたいのご要望を聞き、実際に現場を見せていただくことになりました。
今回は3m近い大きさなので搬入路も確認しなければなりません。
現場を確認してみると、カウンター下には天板を支えるための金具がついていてそのカバーが張り出していました。いろいろ検討した結果、その形に合わせて家具を制作するという方向にまとまり、採寸して型を作ることになりました。
また、向かって右の壁には電話のコネクターや電源コンセントがあり開き扉ではそれらに干渉するため右端部分は引き戸とすることになりました。
制作現場では予想外のことが多くあり、柔軟に対応しなければなりません。住宅の場合、床が完全に水平であることは珍しく、現場での調整も必要になります。
オーダーは手間はかかりますが、ぴったりと綺麗に納まりお客様に喜んでいただいた時は苦労も吹き飛びます。
さて、次回は素材についてです。
つづく